April 12, 2008 12:36 PM | Category:

2008年北山スタジオが始まりました

2008年前期の北山スタジオが始まりました。

今回は、助手:日野が担当します。みなさん、頑張って行きましょう。

「2008年度前期北山スタジオ/prospectus」
北山恒・日野雅司

2059横浜未来都市

1960年から1970年にかけて世界では数多くの未来都市構想が提出された。これは20世紀初頭に始まるヨーロッパでのモダニズムが人間のスケールに対応するビジョンであったものが、社会の変化の中で資本経済の暴走によって空間や環境を制御することの困難さが分かってきたからである。現実の社会が制御困難であるからこそ、未来社会を設計することによって都市のあるべき姿が発見された。
さて、現代はさらなる資本の暴走によって世界は経済的にはグローバル化し等質となっていくように見える。同時に20世紀に高度成長を遂げた地域では社会は成長のシステムから減衰のシステムにシフトしつつある。現実の世界は、未来都市構想が盛んに提出された50年前にも増して不透明である。だが、当時とは異なり未来都市の構想を描く者はいない。現実の都市は資本の原理に従ってオートマティカルにリプレゼンテーションを繰り返しているだけのようにみえる。
そのなかで、横浜市という都市はナショナルアートパーク構想の提言をもとに、未来都市設計を検討している。2009年に横浜開港150周年を迎えることで様々な都市戦略が提出されている。このような横浜は都市を学ぶ良きフィールドだ。
北山スタジオでは
1.1960年から1970年にかけて提出された未来都市構想を調査。
2.現在、横浜市が推進しようとしている創造都市構想を検証。
3.さらに、50年先の未来社会を構想し、現実の都市を再検証する。
という手続きを採ってみたい。計画対象地は横浜市が本年度の戦略的計画地区としている「開港水際界隈」を中心とする。

| Posted: Masashi Hino

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