September 9, 2009 5:15 PM | Category:

キューバの医療について

こんにちは。
M2の広岡です。
地域社会圏を考える上で医療は重要だと思っていて医療から見えてくる数字を追ってキューバの医療について調べてみました。

・キューバの医療費
国民は全て無料で診察を受けることができる。
ただ薬代だけは別で有料である。
しかし月にもらう給料の3%ほどなのでしっかりと予防していれば生活を圧迫する額ではない。

・キューバとの日本の医師数
cuba1.jpg
まず医師の数が日本の二倍ほどいます。
これは現在キューバから海外に医師を派遣している数を抜いているので本来ならば3倍近くいることになります。

・キューバの医療体制
cuba2.jpg
キューバの医療はピラミッド型で上記のような構造をしています。
予防治療を行うファミリードクターが地域診療所に一人在中しています。
このドクターはポリクリニコという総合医療所に属していて地域診療所30件程度に1つあります。ここでは地域診療所ではできないレントゲン検査などが行えます。医師たちの情報交換の場にもなっているそうです。
州病院や全国病院はさらに重い病気の人たちのためにある病院です。

・ファミリードクターが1地域にみる人数
cuba3.jpg
地域社会圏が400人単位だとすると2つの地域社会圏にひとつあることになります。
しかしキューバから海外派遣している医師数が戻ってくれば400人につき医師が一人いてもおかしくはないです。

・ファミリードクターが一日に診る人数
cuba4.jpg
ファミリードクターの一日の行動は午前中は院内で診察、午後は往診といった具合に様々な患者を診ている。病院に行きにくい患者などはとても助かるそうです。

山本さんの書いていたハンナ・アーレントの話にと似た話があってキューバの医師は「医師は仕事ではなく職業である」と考えているそうです。
これは日本のことわざにもある「医は仁術」と似ていて、医術自体も「物」だという考え方だと思います。
完全に調べきれていませんがアメリカでは医療はビジネスらしくそのような考え方は存在しないということです。

あとこれをまとまって住むことのメリットとして考えるには人だけではなく面積も重要だと思います。
面積を考えることで医者がどれくらいの範囲を一日に回れるのか、逆に患者がどれくらいの距離なら通院しやすいのかという検討ができるようになりまとまって住むことのメリットを導けるんではないかと思います。
座談会で1km四方に1件コンビニを全国津々浦々に置くか辺境に行けば行くほどコンビニの周りに人を集積させるかという話がありましたがこれも似ていて辺境に行けば行くほど集まって住むことのメリットが見えてくるのかもしれません。

去年の後期の川口周二さんの交通の辺境の地に全体をスロープでつないでケアステーテションを1つ置くプロジェクトは良い例になると思いました。

他の情報も少しずつ調べてアップしていこうと思います。

| Posted: Shuhei Hirooka

ページのトップへ